神経内科の主な病気について

みなさんは、神経内科ってご存知でしょうか。

神経内科とは、その名の通り神経系の病気を診る内科のことです。

よく混同されがちなのが、精神科や精神神経科、心療内科など、精神的な問題を扱う科です。

 

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神経内科はこれらの科のような精神的な問題を診るのではなく、脳や脊髄などの中枢神経系、運動神経や感覚神経、自律神経などの末梢神経系や筋肉を扱います。

頭痛がする、手や足がしびれる、体に力が入らない、夜眠れない、めまいがする、むせる、勝手に手足が震えるなどの症状の方は、一度神経内科で診てもらったほうがいいでしょう。

そんな神経内科の主な病気についてご紹介します。

 

・パーキンソン病

主に40歳、50歳などの中高年の方に多くなる病気です。

10万人あたり50~100人の患者さんがいると言われています。

何もしていないのに手が震えたり、歩幅が狭くなったり、顔の表情が固くなったりします。

ゆっくり進行する原因不明の神経変性疾患です。

 

・てんかん

意識をなくして、手足がつっぱった状態で、口から泡をふくけいれん発作として有名です。

日本には約100万人のてんかん患者がいます。

大脳の神経細胞のなかで、電気信号が一定のリズムで流れているのですが、これが突発的に過剰に放出されることによって起こります。

 

・ギラン・バレー症候群

こちらは、人口10万人あたり年間1~2人がかかると考えられている病気で、筋肉を動かす運動神経に障害が生じて、急に手足に力が入らなくなる病気のことをいいます。

主に男性にかかりやすい病気です。

赤ちゃんからお年寄りまでと幅広く、どの年齢層の方も発病の恐れがあります。

 

・筋ジストロフィー

筋ジストロフィー、略してMDとも呼ばれます。

人間の身体を動かす筋肉が弱まっていく病気のことをいいます。

なぜ筋肉の力が弱くなるのかという原因が分かっていないことから、効果的な治療法がないのが現状です。

 

ほかにも、様々な病気があります。

診てもらいたい方は、当クリニックでも承っていますので、ぜひ足をお運びください。

 

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