ストレスと体調不良の関係

あなたはストレスを溜め込んでいませんか?

ストレスそのものは悪ではありませんが、溜め込みすぎてしまうと体調を崩したり、病気を引き起こしてしまいます。

ストレスと体調不良はどのように関係しているのか?

その関係性を見ていきたいと思います。

 

ストレス反応のメカニズム

 

ストレスを受けると、身体は以下の3つのシステムを使って、そのストレスを対処しようとします。

 

1.自律神経系

交感神経と副交感神経からなる自律神経は、自分の意志とは関係無く、内臓のさまざまな働きを調整してくれます。

 

2.内分泌系

内蔵の働きを調整したり、新陳代謝を促すホルモンの分泌を司っているシステムです。

 

3.免疫系

細菌やウィルスといった外敵から身体を守ってくれるシステムです。

 

これらのシステムは、ストレスを受けた時に相互に影響し合いながら、身体全体のバランスを一定に保とうとしてくれます。

しかし、ストレスを受け続けると、始めに自律神経系のバランスが乱れてしまいます。

自律神経系のバランスが乱れてしまうと、残りの2つのシステムのバランスも乱れていき、結果的に心身の病気を引き起こしてしまいます。

 

ストレス反応のプロセス

 

人間は、ストレスを受けると警告反応期→抵抗期→疲弊期というプロセスで反応を示します。

 

1.警告反応期

警告反応期は、ストレッサーに直面し、身体が緊張している時期です。

この時期にも、肩こりや消化不良という程度の症状が見られることがあります。

 

2.抵抗期

警告反応期からストレスを受け続けると、ある程度抵抗力が増し、一時的にではありますが、安定した状態になります。

しかし、抵抗力が増したと言っても、心身はずっと身構えた状態です。

 

3.疲弊期

抵抗期までに、溜め込んだストレスをケアしないと疲弊期に突入してしまいます。

この時期は、心身共にダウンした状態でさまざまな体調不良が現れてきます。

 

ストレスと体調不良の関係性が分かって頂けたかと思います。

ストレスは溜め込みすぎずに、定期的に発散するようにしましょう。

心療内科を利用するのも手です。

ストレスを感じたら、疲弊期に突入してしまう前に心療内科を受診することをおすすめします。

 

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